Fラン専用経済学ノート 第1章

希少性:人々が欲する量と利用可能な量を比べて、欲する量のほうが大きいこと。
そういったものを経済財、逆パターンを自由財という。
ここでいう経済財、自由財はモノ以外にもサービス、用役を含む。SMとか、援助交際とか。

例:
希少財→水、食料
自由財→空気(これも希少財になりつつあるような気がする。)、妄想すること

でもこうやって考えると、世界すべてのモノが希少財じゃないか?
だれでも自由に好きなだけ使えるものが自由財という説明があるけど、
これだったら、フリーソフトだって配布制限とかあるし。
空気もガッキーの吐いた空気は希少財になるわな。
どうやら思考のドツボに落ちてしまったようだ。


経済学の基本問題:何をどれだけどのように造るのか、どのように分配するのか?
生産要素(生産資源):他の財を作るための財
本源的生産要素:生産要素のなかで、労働や土地など他の財から作られたものでないもの。

経済学:希少な資源配分の問題について現実がどうなっているか解明する実証的な分析と、
    現実はどうあるべきか考察する規範的な分析に大別される。

例:
ガッキーの吐く空気には限度があるわけだから、これは希少財である。また本源的生産要素である。
そのガッキーの空気をどのように分配すればより多くの人が満足を得られるだろうか?
実際ガッキーの空気はどのように消費されているのだろうか?
まさに経済学の基本問題である。

市場経済:売り手と買い手が、欲望のおもむくままに財を売買すること。
計画経済:政府などが、生産について計画、実行させること。
混合経済:市場経済+計画経済。主流。
情報分権的:他人の好みを知らなくてもいいこと。

例:
西山茉希ちゃんのカレンダーが出て、徳澤直子ちゃんのカレンダーが発売されないのは、
あきらかに計画経済の弊害である。もし市場経済が機能していたなら、
間違いなく売れまくる直子ちゃんカレンダーが発売しないわけが無い。
仮に市場経済ならば、企業は情報分権性により、需要を見逃したのかもしれない。

家計部門:お客様
企業部門:売人
政府部門(公共部門):家計、企業から税金をぼったくり公共サービスの提供と、所得の再分配を行う。

4つの市場
1.消費財市場:企業→家庭 
2.生産用役市場:土地、資本。家庭→企業 
3.資本財経済:企業→企業
4.消費用役市場:家庭→家庭

例:
SEVENTEENを買ってメイクページの佐藤ありさ姫の顔アップを見て癒されるのは、満足を買うので、消費財市場。
CanCam専属モデルもSTモも労働力だから、生産用役市場
個人的に徳澤直子ちゃんのペットになることは、消費用役市場。
シリコンウェハを造る人。これは資本財経済。BtoBの世界ですね。(まともでごめんね)

★価格の決定
需要関数:価格↑と需要量↓の関係(下図赤線)
供給関数:価格↑と供給量↑の関係(下図青線)
この2関数が交わる点を均衡価格という。
y方向に価格、x方向に数量を取る。

↑価格

o    →数量

このとき、イノベーションにより、同じ価格でいっぱい物が作れるようになった場合、
下図のように供給曲線が右にシフトする。この結果、価格は下がる。

↑価格

o    →数量

例:
BOMBは値上がりを続けている。しかもいつも特別定価のままだ。
2002年10月号が520円。2003年10月号が570円。2005年8月号から590円となっている。
これは、BOMBは面白い雑誌だから需要が伸びたため、需要曲線が右シフトした結果である(下図)。

↑価格

o    →数量

さて、市場では私たちは性能が同じなら価格の安いものを買うらしい。
これを合理的行動という。
この合理的行動は、市場において、より良いものを、より安く生産しようとする競争が起こる。
端的に言えば私たちの今の豊かな生活は戦争による科学技術の進歩によるものだといえる。
原子力、ITとかはその最たる例。

例:
BOMBが値上げを続けるに現象ついて。
競合誌(月刊のアイドル雑誌)が無くなった今、
価格の決定はもはや私たちの合理的行動のみである。
惰性で買うのはやめ、面白くなれば買わない。
競合誌の登場を切に願う。
現実にはアイドル市場がもうダメなんだが。

フロー:期間内に財がどれだけ動いたか
ストック:ある時点で財がいくらあるか

黒字主体:フローをみて入るほうが大きい主体
赤字主体:フローをみて損のほうが大きい主体

※ここまできて主体の意味が分からなかったので調べたら、主体ってのは、家計とか企業の事だとさ。
 主体の意味くらい書けよな。

金融現象は黒字を赤字にカネ移すこと。
この方法は、株や債権の直接金融(本源的証券)と、
銀行経由の間接金融(間接証券)とがある。
日本は間接金融が主だったんだけど、直接金融も盛んになってきてるね。


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練習問題

1:「市場」「計画」について。
「市場」とは、欲望のまま造ることである。
しかし、無計画な生産は、需要と供給のバランスを壊す。
結果供給は増えるが需要は下がる。価格は下がり続けてしまう。
消費財市場は機能しなくなり、生産用役市場も停滞するだろう。
だから「計画」により、市場に縛りを加え安定を与える必要がある。

2:市場における価格と競争の役割。
価格をSTモの価値で考えると分かりやすい。
新しく入ったSTモを見れば分かるように、質の高いモデルは価値が高い。
そのような新STモの登場は今までのうのうとやってきた先輩STモに危機感を与える。
その結果、お互いの質が高まるので、STの値段はそのままでも、質の高いSTモを拝見できる。
早い話が、競争によって、供給曲線は右にシフトする。価格は下がる。
家計にとってはプラスになる。

3:間接金融と直接金融の特質。
間接金融は金融機関を通すので、取引数が集約する。また、危険負担も金融機関が行う。
結果として低コスト、低リスク、低リターンとなる。
直接金融は貸す側本人の危険負担のためリスクが大きいがその分リターンも大きい。
間接金融が低リターンとなるのは金融機関がピンハネするから。